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平穏な日常のような夢
それはおそらく晩春もしくは初夏と呼ばれる季節
季節に似合わない強めの日差しと
日差しに似合わないやや冷たい大気が渾然となっていた

今日もまた仲のよい友人の店へと向かう
いつもの仲間が集ってくるだろう

店のコンクリートのガレージの棚には野球のバットやらミットが並び
少年野球のコーチをしている浅黒い友人が棚を私物化している様が見て取れる
彼もまたこの店に通う常連だ

汗が玉となって顔に浮き上がっているのは
今日も子どもたちへ野球を教えてきた帰りだからだろう
それを店内へ入る階段で見つめるでもなく
さりとて視野の端にとどめる以上には眺めていた

中二階の店内へと上がる階段は日に照らされ陽炎のようにもやいでいる
私も少し暑さを感じた
汗が出る前に店内へと向かう私

クラシカルなステンドグラスがはめ込まれた木の扉を開けると
カラリコロリと控えめに乾いた牧歌的なカウベルの音が鳴る
来店を歓迎する声もなく静かな店内
浮かびかけた汗が引いていくのは
空調のせいではなく自然の風が流れているせいだ
.



流れに乗って薫る珈琲の芳香
ゆったりとしたコの字型に並べられたソファーと
正方形の小さなガラステーブル
座って談笑する男女に見覚えはない
声をひそめて寄り添い語り合う姿は恋人どうしなのだろう

奥には小さく仕切られた棚が並び
カーテン越しの日差しでやわらかく明るい作業台とその前に座り手を動かす男性
私は静かに近づき手元を覗き込む

喫茶店を経営する傍らで
自作のアクセサリーを作って販売する彼は友人だ
いつも素敵なものを作っている

ネックレスと呼ぶよりはアミュレットと呼ぶべき彼の作品は
何かしら安心感を抱ける暖かさがあった
『何を作っているの?』
耳元でささやき問うてみる

顔立ちにこれといった特徴がなく華もなく
凡庸あるいは平凡としかいいようのない彼だったが
棘のない人柄は懐深く慈愛に満ち
彼の作品同様にそばにいるだけで満たされる

「んんー」
返事ともつかぬ返事

彼の耳元に顔を寄せた私の鼻を彼の香りがくすぐる
とても控えめにつけられたフレグランスはここまでよらないとわからない
珈琲の香りを殺さないための配慮なのか
それともこうして嗅いで欲しいからなのか

嗅いでいると妙に満たされた気持ちになって
幼子の頭に祝福するように彼の頭に口を当てる
こみあげてくる幸せな気持ちが笑みに変わり
くすくすと笑いながらまた尋ねると
「手を出してみて」
言われるがままに手を出すと
私の手の甲の上で彼は作品を作り出す

何かまじないのように手の上で形を成していく作品に目を奪われたまま時が過ぎる
完成したソレを見て
『これをくれるの?』
と聞くと
「それはだめ」
といたずらっ子のように返事がくる
『なんなのそれ?』
「その代わり別のをあげる」
すぐに作業に取り掛かる彼

野球コーチの友人は勝手に奥のシャワーを使ったらしく
さっぱりとした顔で店内でアイス珈琲を飲んでいる
友人は客に非ずとはいえ
店の中を友人の好きにさせるのは不思議だ

そういえばあの恋人同士らしき二人連れの姿が見えない
帰ってしまったのだろうか
この店は前金制だったかしら?
いつ出て行ったのだろう?
私のせいで店主の彼は振り返ることも立ち上がることもできなかったのだけど…

そういえば
野球コーチは着替えを持っていたかしら?
車に積んでいたのかもしれないけど
脱いだ服は?

この店って喫茶店?
工芸店?

店主の名前って…なんだったかしら?


ぱちん

鋏の音に振り返る
店主の彼の手の上にはあっという間に作り上げられていた一足の靴
黄色の麻糸で編み上げられた靴にビーズや貴石で幾何学模様の装飾が施されている

「これをはいて迷わず『戻って』くるんだよ」

え?
どうようこと?

それを受け取ってはいけないような気がした
それを履いてはいけないような気がした

体が勝手に動き靴を受け取る
景色が流れるように変わり


私は自分の墓石の前に立っていた


 **

という夢を見ました
なんじゃそりゃ?といわれても
つじつまがあわなくても
夢なのでww

夢ってだいたいの流れは覚えているのだけれど
細かいところとか覚えていないことが多いのですが
今日の夢は妙に音や光や香りを覚えていて
なんとなく文字として残してみたくなって書きましたw

夢の中の登場人物の誰が友人で誰が生きているのか
自分はとりついているのか呪縛されているのか
まったくもってわけのわからない夢でしたが
それでも幸せな気分だけは残っていたのでヨシとしましょうw

ちなみに店主の友人をあえてたとえるなら
VAMPSのバンド仲間のJINさんの素顔かなぁ?w
(って例えにならない例えでごめんなさいw)
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2009/05/19 00:31 | 雑記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
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